関ケ原合戦 島津の退き口(セキガハラカッセン シマヅノノキグチ)

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作品ナンバー No.0037
タイトル 関ケ原合戦 島津の退き口(セキガハラカッセン シマヅノノキグチ)
素材 油絵、キャンバス
大きさ F120号(1,940×1,303mm)
展覧会名 ぎふ美術展(第5回) 入選

絵の説明

時は戦国、慶長5年9月15日早朝。場所は美濃の国関ケ原(現在の岐阜県関ケ原町)。石田三成率いる西軍8万対、徳川家康率いる東軍8万の決戦の火蓋が切られ、昼過ぎには西軍大将の石田三成、戦場離脱。そんな中、西軍の島津軍(薩摩)わずか数百人は、何万もの東軍に囲まれ決断を迫られた。そこに、日本史史上最も、劇的と言われるドラマが始まった。武将の島津義弘は、伊吹山を背に徳川家康の本陣めがけ突っ込んだ。一大事!と徳川側は本陣を固めた。途中、井伊直政隊も交わし、急遽進路を南宮山の方角に転換。敵陣を中央突破し脱出!

【人物紹介】左から
①井伊直政(39)彦根藩(ひこにゃんのモデル)・井伊の赤備え(朱色の甲冑)槍の名手・旗印は赤に黄色の井桁。
②島津豊久(20)島津義弘の甥、佐渡原城(宮崎県)島津義弘は島津家に無くてはならない人物として、勇猛に戦う。家来が井伊直政を鉄砲で狙撃落馬に成功。討ち死。
③島津義弘(65)島津家の守護神の狐が兜中央に。他戦でも10倍の敵を破る名武将。赤糸縅鎧。旗印は丸に十字。馬印は一本杉。
④松井三郎兵衛。松平忠吉の篭手を切った男。討ち死。
⑤松平忠吉(20)徳川家康4男。鎧兜は銀箔置白糸威具足。黒くなった現物を、当時を思わせる光り輝く銀箔に再現。右奥には徳川家康の本陣があり、金の扇に赤の日の丸の馬印。葵の紋。

史実に基づく年齢、甲冑、時刻を可能な限り再現。暖かい音楽が聞こえてくるように描いてあります。聞こえる音楽は、ビゼーが作曲したオペラ『カルメン』です。
ひし形の構図で安定感と迫力を出してあります。

描いている様子

描いている段階
描いている段階
描いている段階
描いている段階

その詳細写真